良いキャットフード4つの条件!大手のキャットフードって良いの?
当サイトでは、安心安全キャットフードの選び方でもご紹介した通り、良いキャットフードの条件は以下の4つのポイントをおさえている事だと考えます。
肉がメイン原材料として作られていること
肉副産物が使われていないこと
化学合成の酸化防止剤が使われていないこと
危険な化学合成の添加物が使われていないこと
4つの条件について詳しく解説していきます。
目次 |
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・良いキャットフード4つの条件! →肉がメイン原材料として作られていること →肉副産物が使われていないこと →化学合成の酸化防止剤が使われていないこと →危険な化学合成の添加物が使われていないこと ・よく売られているキャットフードについて →CMやっているような有名なキャットフードは良いのか? →やたらと種類が多いキャットフードが存在する理由 ・良いキャットフード4つのポイント!のまとめ |
猫の体は、肉のたんぱく質と脂肪をよく消化できる体をした肉食動物です。
そのため、猫のごはんは「肉が最適」という事になります。
すなわちキャットフードも肉がメインでできている事が重要です。
・猫に肉だけ食べさせればOKなのか? 自然環境下で猫は、鳥やネズミなどの小動物を捕らえ食べていました。なので肉をあげるのは良いです。ただし内臓なども一緒にあげないと、ビタミンAやDが不足してしまう恐れがあります。 そこで活躍するのがキャットフードです。キャットフードは猫に必要な栄養素をすべて含んだ製品なので、肉がメインのキャットフードを与えるのが良いのです。 |
肉副産物とは、レンダリング処理(動物の肉をすり潰して加熱して溶かす処理)した際に得られる副産物の事です。
肉副産物には、このような懸念点があります。
・原材料が毎回違うため、「何が入っているかわからない」
→副産物が使われたキャットフードを分析したところ、パッケージには記載のない動物のDNAが多数見つかったという報告もあります。色々な動物がごちゃ混ぜになっていたのです。
→色々なものがごちゃ混ぜになっているので、問題が起きても原因特定は不可能です。
・動物に使われた残留薬品が混入している可能性がある。
→動物に投与したホルモン剤等の薬品が残留している事がありえます。
肉副産物は絶対危険!と断言できるものではありません。
ただ、何が入っているか誰にもわからないのです。つまり、「ものすごく怪しい」のです。 ものすごく怪しい肉を、あえて食べる必要はないですよね?
ドライキャットフードには、酸化防止剤、酸化防止成分が必ず入っています。
化学合成されたものでよく使われるのは、エトキシキン、BHA、BHTなどです。いずれも発がん性等が指摘されており、国によっては使用禁止の化学物質です。
これらを使用したキャットフードは、絶対に選ばないようにしましょう。
酸化防止剤として入っていて良いのは天然由来のミックストコフェロール、トコフェロール、アスコルビン酸などが良いでしょう。
最後は化学合成添加物が入っていない事です。発がん性のある「赤色●号」などの化学着色料などには特に注意したいところです。
猫は人間と色覚が違うので、キャットフードがカラフルでもわかりません。これらは飼い主に「おいしそう」と思ってもらうためだけに着色されています。そんな理由で危険な着色料を使用するのは異常なことだと思います。
よく売られているキャットフードについて
コンビニ、スーパー、ホームセンターなどで見かけるのは、大手メーカーが製造、販売している、いわゆるナショナルフードに分類されるキャットフードです。
置いてあるのは、よくCMをやっているような製品がほとんどです。そんなナショナルフードについて情報をまとめました。
テレビでCMをしているようなキャットフードに、良い製品はほぼ100%ないです。
そういうキャットフードは2つのポイントに主眼を置いて売られています。 「CMで良いイメージを与える」「手頃な価格で手軽に買える」の2つです。
価格競争も激しいので、安価に提供するために原材料の品質を下げざろうえない状況が生まれています。
肉は使わず肉副産物を使い、粗悪な穀物でかさ増しし、強い化学薬品を使って長期保存に耐えられるように作られています。猫の食性に合わない穀物メインで作られている事もザラです。
有名だったりCMをやっているからと言って、安心できる良いキャットフードではないのです。
キャットフード売場に行くと、1つのブランドでたくさんの種類が並んでいる事があります。
猫の年齢、ライフステージ別(子猫、成猫、中年猫、高齢猫)だったり、体の悩み別(肥満、毛玉、歯石、泌尿器)だったり、猫の種類別なんてものまであります。多すぎて訳がわかりません。
あれが存在する理由として一番大きいのは、「そのブランドで売場の面積を多く確保するため」です。
とあるナショナルフードメーカーのキャットフードの公式ホームページによると、ドライフードだけで28種類も製品を出していました。
ラインナップの数が多いほど、売場の面積をたくさん確保できます。 いやでも消費者の目にもつきますし、しかもCMをやっていれば「良い商品なんじゃ?」と誤解してくれるかもしれません。
中身もそんなに変わらないのに、種類ばかり多いのは不思議な事です。
良いキャットフード4つの条件!のまとめ

![]() でも肉だけじゃダメなのでキャットフードがある。 ![]() つまり何が入っているかわからないので「怪しい」 ![]() エトキシキン、BHA、BHTは発がん性などがあり危険。 ![]() 入っているのは、飼い主へのアプローチのため |

